旅とアート、ときどきゴルフ

旅行、アート、本などについてをメインに、ときどき初心者のままのゴルフについて、素人目線で綴っていきます

読書感想−グラーグ57

グラーグ57

「チャイルド44」に続く2作目。

あいかわらず息をきらせない展開。

実際の歴史上の出来事をベースに話が進むのが、歴史好きとして楽しい部分。

今回は、フルシチョフスターリン批判〜ハンガリー動乱まで。

 

あまりにも息をきらさないアクションの連続のため、

登場人物の背景だとか、時代考証などの掘り下げがあまいような気もしますが、

エンターテイメントとしては○かな。

 

 

グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)

グラーグ57〈上〉 (新潮文庫)

 

 

 

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)

 

 

 

 

 

ベテランの力

アンリのゴール、何度見ても感激する。

マンUにはスコールズが復帰するし、、、。

ベテランの活躍だとか、復活とかいうのに、やけに元気をもらえる。

これやっぱり、自分の歳のせいだな。

 

一方で、「引きの美学」ってのも大切だが。

決して、若い力を摘むことになってはいけない。変革に対してブレーキになってはいけない。

なにごとにもバランス感覚、客観性が必要。

これは、どんな世界でも共通。自戒の意味もこめて。

 

しかし、ヴェンゲルの試合後のコメントがふるってる。

「最高の選手を復帰させる事がベストな補強のように思えるね」